2011年5月27日金曜日

懐かしいドット絵派?鮮やかなグラフィック派?

ドット絵をもとに、特殊なスムージング処理を行い、生成するというものが出来た。
元のドット絵ではカクカクだった輪郭線がくっきり、なめらかになり、まるでIllustratorで描いたかのような、自然なイラストに仕上がるようです。


某海外ニュースサイトが伝えるところによれば、この技術は、Microsoft Researchとヘブライ大学が共同で開発したものだそうです。
ビクセルデータのスムージングという点だけを見れば、Illustratorなどにも同様の機能はありましたが、こちらはよりドット絵に適したアルゴリズムとなっているのが特徴で従来のスムージング処理が、すべてのドットを「等しく重要」に扱っていたのに対し、こちらは「同じ色のピクセルが隣り合っているかどうか」をまず判別し、それによって、そのピクセルが「線」が「点」かを見分けているそうです。


ただ、もちろんこのアルゴリズムが万能というわけではなく、元となるドット絵素材によっては逆に不自然になってしまったり、またドット絵のカクカク感を残した方が自然な場合もあったりと、まだいくつかの課題は残されているようです。
この技術が今後実用化されれば、昔のレトロゲームを生成させ大画面モニタで自然にプレイすることも可能になるかもしれませんね…

有限会社コンキスタのスタッフにもゲーマーが数名いますが…
スタッフ曰く、昔からのゲーマーは綺麗なイラストよりも寧ろ昔懐かしいドット絵の根強いファンがいるとか。
だから昔のままのファミコンなどのゲームでいて欲しい…とのこと。

ドット絵の方が愛嬌があって、私個人的にも好きですね。
果たして今後、どのような場面で使われていくのか注目です。

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