2011年5月11日水曜日

デフラグはした方がいいのか…悪いのか?

HDDの調子が悪いのか、パソコンの動作が遅い…。
そんなとき、どう直したらいいのか、どこが不調なのかわからずにHDD内のデータを自動的に整理する「デフラグ(ディスクの最適化)」機能を使い、改善を試みるWindowsユーザーも少なくないのでは?

しかし、インターネットなどの情報では…
『デフラグはHDDに負担をかけ、かえって劣化を早める』
『"整理"じゃなくて、不要なデータを"削除"する、ディスククリーンアップをすべき』
という説があります。

デフラグをするのにも時間がかかるし、放置気味…
気付いた時には壊れている、なんて事も。
実際のところはどうなんでしょう?

PCに詳しい方曰く…
『デフラグが行われている間は、HDDはデータの読み書きと整理を同時に行うため、確かに負荷は上昇します。1日に何度も行えば、消耗を早めるかもしれません』
ですが…
『必要に応じて行うべきです。HDDの中身が整理されていない状態だと、データへのアクセスがスムーズにいかなくなり、常に必要以上に負荷がかかってしまうことも。パソコンの使用状況にもよりますが、『ディスクの分析』で分かる“断片化”(ファイルの配置がバラバラになり、容量を無駄に消費している状態)したファイルの総量をチェックして、2~3カ月に1度くらいは行ってもいいのではないでしょうか』
だそうです。

ちなみに、ハードディスクが故障する原因は何なんでしょうか?
有限会社コンキスタでも数多くのパソコンがあり、色々な用途に使われています。
また、様々な人が入れ替わり立ち代り使用するパソコンもあります。
そんな経験上では、使用開始から5~6年経ち、単純に劣化による不調が一番多くあります。
落下などによる物理故障もありますが、それほど多くはありません。
また、ウィルスなどに気付かず使い続け、ブルースクリーンになり初めて気付く、なんてことも多いですね。
基本的にハードディスクは消耗品だと考えた方がいいでしょう。
長持ちさせるためには…
一般的にはほとんどやられてない方が多いのですがパソコン内部を清掃し、空気の循環を良くすることです。
ハードディスクの弱点は“熱”なので、空気がこもらないようにしてください。
パソコン内部はほこりなどびっくりするほど汚れています。
放置すると熱がたまりHDDが壊れたり、電源系統が壊れることもあるので要注意です。
そして、こまめに外付けHDDなどにバックアップをとっておいた方がいいでしょう。


とは言っても、忙しく仕事に追われてるとなかなか後回しになってしまうものですね。
そこで私は、有限会社コンキスタのスタッフに休日の前日にデフラグして帰宅することをお勧めしています。
是非、お試しください!

0 件のコメント:

コメントを投稿