スマートフォン(高機能携帯電話)に取り込むと、登録した個人情報が外部に送信されるアプリ(応用ソフト)がインターネット上で公開されていた問題で、警視庁サイバー犯罪対策課が17日、不正指令電磁的記録供用容疑で、東京都内のIT関連会社など関係先数カ所を家宅捜索したことが、捜査関係者への取材で分かったそうです。
捜査関係者によると、問題のアプリがネット上に公開された際のIPアドレスを調べた結果、国内のレンタルサーバーを経由してIT関連会社のパソコンにたどりついた。
同社のパソコンが送信元の可能性がある、とのことです。
個人情報の送信先が国内のレンタルサーバーだったことも判明した。
アプリには、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」が搭載されたスマホから情報を送信するウイルスが組み込まれており、起動すると電話帳機能に登録された名前や電話番号、メールアドレスなどの個人情報を外部に送信するプログラムになっていた。
捜索容疑は4月5~13日ごろ、何者かがパソコンからウイルスを組み込んだアプリをネット上のサイトに掲示、利用者のスマホを感染させたとしている。
同課はウイルスを不特定多数に感染させるためアプリを公開したとみている。
個人情報収集目的の疑いもある。
同課は複数のパソコンを押収、公開者やアプリに組み込まれたウイルスの作成者の特定を進める。
情報セキュリティー会社「ネットエージェント」(東京)の調査では、10万台のスマホがウイルスに感染し、数百万人の電話番号など個人情報が流出した恐れがあるという。
人気ゲームなどを動画で紹介するアプリのように装っており、同課は同種のアプリを28種類、確認しているようです。
iPhoneでも以前、同じようなニュースがありましたが今度はAndroid向けアプリがターゲットのようです。
事前に位置情報などを取得する旨を警告してくれたらいいですが知らぬ間に情報を収集されていたりウイルスを組み込まれているなんて事があるようなので迂闊にアプリをインストールできなくなりますね。
有限会社コンキスタでもアプリ関連の仕事をすることがあるので、こういうニュースは気になります。
みなさんもアプリをインストールの際はどうぞ、お気をつけください。
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