2012年2月14日火曜日

■のお昼の話題◎“返品天国”アメリカの返品率は?

アメリカ在住の友人がよく言う…「アメリカで暮らすようになって、自分でも変わったなあと思うのが、買い物をするとき常に"返せばいいや"という意識を持つようになったこと」だ、そうです。

どちらにしようか決められないと「とりあえず両方買っておいて、あとでひとつ返そう」、値下がりしていてお得だけれどいまひとつ購入の決定打に欠ける場合でも「気にいらなければ返せばいいや」、すごく欲しいけれどちょっと高い場合も「予算オーバーなら返そう」などなど、返品を前提に購入するケースが増えたんだとか…。

日本のわれわれからすれば信じられないことですが、アメリカではこれが当たり前の考え方なんだそうです。
なかには値札を切らないまま衣類を数日間着用し、平気で返品する不心得者もいるほどというから驚きではありませんか?
実際、私の知り合いに、子どもの記念写真撮影のためにドレスを購入し、「どうせもう二度と着ることはないから」といって、撮影後に返品に行った人がいたそう。
日本人ならこんな発想、なかなか思いつかないですよね?
文化の違いというか、日本人とアメリカ人の思考回路がそもそも違うんでしょうか… 

このように、アメリカ人のなかでは返品は日常茶飯事なのだが、リーマンショック以降、米国の小売業における返品率はさらに高くなり、以来高い数字を保ったままとなっているという。
また、これまではクリスマス・ショッピングに奔走する12月よりも1月のほうが返品が多かったが、最近ではクリスマス前に返品するケースが増えているといいます。

返品理由は、「セール価格につられて購入したものの、あとで予算オーバーに気付いた」、「以前よりも簡単に返品できるようになった」、「購入したものと同じ商品が、他でもっと安く売られているのを見つけた」など、様々だそうです。
因みに、なぜこれまで1月の返品率が高かったかというと、クリスマスにもらったギフトを返品する人がいるから…というから驚きますよね。
アメリカでは相手がギフトを気に入らなかった場合に備え、ギフトレシートを添えて渡すことがよくあるそうです、これも驚きです。
ギフトレシートには商品の金額は記載されてなく、そのレシートと商品を店に持って行くと、返金や商品の交換に応じてくれるんだそうです。
なんと良心的な国なのでしょうか…
日本では、返品は受け付けないというのが前提でどこにもかしこにも返品は受け付けないと書いてあるから慎重に買い物をしてしまいますね。
有限会社コンキスタのスタッフの間ではアメリカのような親切なシステムになればいいのに…と口をそろえていってます。

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