2012年8月21日火曜日

有限会社コンキスタ、朝の話題◎戦闘巻き込まれ、ジャーナリスト山本美香さん死亡…

政府軍と反体制派の激しい攻防が続くシリア北部の主要都市アレッポで20日、取材活動をしていた独立系通信社「ジャパンプレス」(東京都杉並区)所属の女性ジャーナリスト、山本美香さんが戦闘に巻き込まれて死亡しました。
山本さんの遺体はすでに隣国トルコに運び出されたようです。
外務省によると、同行していた男性からの連絡を受け、在トルコ日本大使館が身元を確認した、とのことです。

シリア反体制派組織「シリア人権観測所」によると、死亡した現場はアレッポ市北部の激戦地スレイマンハラビ地区。現地の反体制派メンバーは毎日新聞の電話取材に対し、山本さんが当時、離反兵士団体「自由シリア軍」と行動を共にしていて、「シャビーハ」と呼ばれる政府系民兵との銃撃戦に巻き込まれたと語ったそうです。
山本さんはドラム缶の陰に隠れたが撃たれ、他にトルコ人記者も死亡したといいます。
同行していたジャパンプレス代表の佐藤和孝さんから電話で知らせを受けた山本さんの父、孝治さんによると、空爆の取材中に銃撃を受け、首に受けた銃弾が致命傷だったといいます。

インターネットの動画サイト・ユーチューブでは、布に包まれた山本さんとみられる遺体を横たえた車の脇で、銃を構えた反体制派メンバーが「これから日本人ジャーナリストを安全な場所に移す」と語る映像が公開された。
また、銃撃後に搬送された病院内とみられる別の映像では、腕などを激しく損傷した山本さんと共に、佐藤さんが映っていた。
シリアのアサド政権はビザの発給を含めて外国メディアの取材を厳しく制限しており、一部の報道機関やフリージャーナリストは反体制派の手引きでトルコやレバノンからシリアに入っている。

シリアでは昨年3月に民主化闘争が本格化して以降、少なくとも3人の外国人記者がこれまでに死亡しているようです。
有限会社コンキスタでも戦争についてどきどき話し合うことがあります。
今、こうしてる間にもどこかの国で戦争が続いています。
もちろん、日本人が巻き込まれなきゃいい、というわけじゃないですし…
その国の人でも、戦争にまったく関係のない人々を巻き込むというのは全く無意味なことだと思いませんか?
戦争の発端となった、組織の人たちだけで大きな広場ででもやり合えばいい。
そんな世の中になればいいのですが…
そんなに難しいことなのでしょうか?

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