2011年11月11日金曜日

有限会社コンキスタの今朝の話題●Adobe、モバイル向けFlash Playerの提供中止を発表――


米Adobe Systemsは11月9日(現地時間)、モバイルブラウザ向けのFlash Playerの開発を中止すると発表しました。
モバイル向けではHTML5に集中するというのが理由だそうです。
米GoogleのAndroidおよびカナダのResearch In Motion(RIM)のBlackBerry PlayBook向けのバージョン11.1のリリースが最後になる。

先日の記事でお伝えしたAdobeが大幅な人員削減の末の結果なのだろうと思います。

多数のモバイルプラットフォームがHTML5に対応したため、モバイルコンテンツの作成にはHTML5が最良のソリューションだと判断したという。

Flashアプリの実行環境「Adobe AIR」の提供は続けるので、開発者は各種プラットフォーム向けネイティブアプリでFlashを利用することは可能だ。
なお、PC向けのFlash Playerの開発は継続する。今後は、Flashがその性能を発揮できるゲームや動画などの分野に向けた機能強化に注力していくという。

モバイル向けFlash Playerは、米Appleのスティーブ・ジョブズCEO(当時)が2008年にiPhoneでサポートしないと発表して以来、AppleとAdobeの対立のもととなっていた。
ジョブズ氏は、Flash Playerはモバイルには重過ぎ、セキュリティに問題があると説明し、iOSでのサポートを拒否し続けたモバイル版Flash Playerは、他の主要プラットフォームでは利用できたが、次期版で提供が終わるそうです。
有限会社コンキスタでもiPhoneではなぜ、Flashが使えないんだ…と思っていたが、こういう結果をむかえジョブズ勝利!ともいえるのではないだろうか?

Adobeは発表文で「われわれはGoogle、Apple、Microsoft、RIMを含むHTMLコミュニティーの主要メンバーと今後も協力し、メンバーのモバイルブラウザでのHTML5採用を推進していく」と語ったそうです。

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