2011年10月11日火曜日

有限会社コンキスタ注目ニュース●米軍の無人偵察機制御システムがマルウェアに感染か――

米空軍の無人偵察機「Predator」「Reaper」のコントロールシステムが、キー入力を監視するマルウェアに感染していたことが分かったと報じられている。
セキュリティ企業の英Sophosが10月10日のブログで伝えた。

Predatorなどの無人偵察機は、米国からの遠隔操作によってアフガニスタンやリビア、パキスタンなどの上空を飛行している。
Sophosが報道を引用して伝えたところでは、マルウェア感染は米国防総省のセキュリティシステムによって発見されたが、完全に駆除することはできていないとされる。

コントロールシステムがマルウェアに感染したことにより、無人偵察機の飛行への干渉や、偵察機の所在や標的についての情報流出が懸念される状況だという。

PredatorとReaperは米ネバダ州にある空軍基地で操縦され、そのコントロールに使われるコンピュータシステムはインターネットには接続されていないはずだという。
しかし「地図情報などの更新にはUSBメモリースティックが使われているといい、ここから感染した可能性が高い」とSophosの研究者は推測している。

マルウェアなどはどんな経路で感染するか少しも油断を許せない。
インターネット、メール経由というのが最も多いが、USBメモリから感染する可能性は極めて高い。
身内のPCを行き来してるだけだから…と案外、油断しがちだからである。
有限会社コンキスタでもUSBの取り扱いには十分注意したい。
差し込んだ時にまずは検査をしてから使用するのがいいのかもしれない。
それにしても、感染してシステムに影響はないのだろうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿