2011年8月13日土曜日

有限会社コンキスタ、今朝の話題。mixiの「足あと機能」を愛する17000を超える実名の要望署名、ミクシィ社に手渡される。

8月10日、コミュニティサイト『mixi』に昔からあった「足あと機能」をこよなく愛する人達の手による「足あと機能」の改修に反対する署名がミクシィ社に手渡された。
「足あと機能」の改変に抗議するコミュニティには25万人以上の人が参加。
そして署名の数は17000を超える署名は実名で、住所とコメントも添えられているもの。
ネットサービスの機能改変に対してこれだけの数の署名が集まったのは前代未聞なのではないでしょうか…?
しかもネットユーザーにはそぐわない「実名」だから、珍しい。
ネットコミュニティ史の中でも特筆すべき歴史的な出来事になったのではないでしょうか。
ガジェット通信も署名受け渡しの様子を取材させていただき、ミクシィ社側のコメントをいただこうとしたが残念ながら取材は断られ、コメントをいただくことはできなかった。


署名の受け渡し方法は当初ミクシィ社側から郵送を指定されたそうだが、ユーザー側からの交渉により署名の手渡しが実現したんだそう。
ただし、手渡す側は単身でミクシィ社を訪問するという形がとられた。
そんな中、署名手渡し担当の宮越氏は単身でミクシィ社へ行き、ミクシィ社側は3名で対応がおこなわれたが、名刺交換もなく、名札もはずした状態だったため、どのような立場の人が対応してくれたのかはわかっていないという。
署名の受渡しはミクシィ社内の会議室でおこなわれ社内での撮影は一切禁止とのことで受け渡しの様子の撮影もできず、受渡し書にサインしてもらうわけにもいかず、署名受け渡し担当の宮越氏が「ちゃんと受け取っていただいたことをコミュニティメンバーに証明するにはどうしたらよいでしょうか」とミクシィ社側にきいたところ、「メディアからの取材があれば受け取った事を伝えます」との回答をいただいたそうですが…
現段階で、某マスコミが電話で取材をしてみたが「担当者不在」とのことで、折り返しお電話いただくお約束をしたものの、記事執筆をしている現在、連絡はいただけていない。
ここらへん、ある程度知名度のある会社なのにずさんさを感じる。


そもそも巨大コミュニティサイトであれば、このような重要な機能の改変に際してはしかるべき期間をとってユーザーの納得を得ながら進めるのが通常のやり方だし「無難」な気がするのだが、なぜmixiのサービス改変ではこのようなユーザーとの対立が起きてしまうのだろうか…?
有限会社コンキスタでもかなり話題になり、たいへん興味深い事例なので今後の動向に注目したいと思います。
ミクシィ社は受渡しの席で署名を「全部読む」と述べたとのことだが、ミクシィ社からの「回答」はいつおこなわれるのだろうか?
さすがに17000の署名を受けて無回答というのはいくらなんでもないような気がしますが、署名を渡す時の対応や取材申し込みの対応をみているとこのまま知らぬ存ぜぬ、という対応もなくはないのではないでしょうか?

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